気ままにドイツで生活してみた。

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【コロナ】ドイツで2回ワクチン接種した私のレポート

みなさんこんにちは!

ドイツ在住音大生のYukitaです。

 

コロナは一時より落ちついたように思っていたのですがまた感染者が増えてきていますね( ;  ; )。

日本ではオリンピックが開催され、地元の札幌ではマラソンが行われたようでなんだか胸が躍る気分です♪

そんな私は先週の木曜日に2回目のコロナワクチンを接種したので、そのことについて記事にしました。これから接種される方々へ少しでも参考になりますように(^-^)

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コロナワクチンを摂取する理由

これに関しては人それぞれですよね。

私は実際に接種せざるを得ない状況になったので打ったと言うのが正直な感想です。

 
きっかけは

私は大学で楽器を練習するので頻繁に学校に出入りしています。いつも練習室の鍵を渡してくれる事務のおばさんと仲が良いんです(^-^)

時には外でアイス食べながら雑談したり、ケーキを焼いて持ってきてくれたりととても良いおばちゃんなんです。

その日もコロナワクチンの話になり、おばちゃんがとあるクリニックをお勧めしてくれました。

早速私がお付き合いしている彼に話すと、次の日に彼は速攻電話で予約していました。

一方ビビりな私は、本当は死ぬんじゃないか!?ワクチン出来るにしては早すぎやせんか!?なんて思い、予約を入れませんでした。

 

彼が打って様子を見てから予約を入れることになりました。

 

1回目の接種について

彼がとうとう1回目を打つ日になりました。玄関で大袈裟に見送る私をよそに、彼はそそくさと出て行ってしまいました(°▽°)

そして1時間後に彼から電話が来ました。

私は彼が具合悪くなったのかと思い慌てて電話に出たのを覚えています。

 

私「どうした⁉︎何かあった?」

彼「Yukitaのワクチンも予約しておいたから!後で病院から確認の電話くるからよろしくね」

私「あれ?予約しちゃったの?私は接種するって言ってないけど?」

彼「大丈夫だから、じゃぁね」

 

・・・・・

 

(・Д・)⁉︎

 

と言うことで強制的に一回目を接種することになったのです!
彼が言ったように10分後に電話が来て接種する日時を取り決め、気づけば1回目のワクチン摂取の日になりました。

今思えば彼が勝手に予約しない限り、私は今も打っていなかったかもしれません。

それにしても、本人の了承なしに予約できちゃうドイツのラフなところ嫌いじゃないです(^-^)

 

ドキドキの一回目

病院に朝早く行き、保険証を提出し沢山の同意書にサインしました。

内容を全部読んでくださいと受付で言われ待合室でゆっくり読んでると、

「早くサインしてね。じゃないと打てないから」

なんて言われて急かされました。

いや、読ませる気ないじゃん!(・Д・)

確か4枚あったのですが、表裏びっしりドイツ語。日本語でもこの量は絶対に短時間で読みきれないほどでした。

程なくしてアロハシャツに短パンで白いソックスにサンダルのおじちゃんが私を呼びに来てくれました。

スタッフさんかな?なんて思って診察室に着いて行ったら

「今日は僕が打つからね!よろしく」

と握手されました。この陽気なおじちゃんは立派なお医者さんでした。

接種する際に色々注意事項を言われました。

「打った後は首の後ろが冷たくなるかもしれません。腕が痛くなって上がらなくなります。これは皆んな同じです。もし腕が腫れすぎてどうしようもなくなったらまたここに来てください。あなたは死にません。大丈夫です(^-^)」

そっくりそのまま翻訳して書いてみました。日本語に訳すと淡白ですが、お医者さんはニコニコで説明してくれました。

 

1回目の症状

インフルエンザワクチンは痛い思い出がありますが、コロナワクチンに関しては全く痛くありませんでした。あの液が入る時にイテテテってなる感覚が皆無でした!

その後お医者さんから噂のワクチンパスポートをもらいました。

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接種後はワクチンの種類のシールと打った日にちを書いてもらえます!

15分ほど待合室で様子見しなければいけないので座っていると、さっきのラフな格好のお医者さんが隣へ座ってきて雑談をし始めました。私が音大生と言うと彼の奥さんはアマチュアオケでチェロを弾いているらしく色々と話が弾み面白かったです。

家に帰ってからはやけに眠たくて3時間くらい寝てしまいました。家に帰る途中に目眩もしましたが歩けないほどでは無かったです。

腕が痛くなりましたが3日くらいで治りました。

 

2回目のワクチン摂取

1回目から6週間開けた日が2回目でした。

待ちくたびれましたが、2回目は摂取後の副反応が酷くなりやすいと聞いていたので準備万端で(冷凍食品や乾物を買うなど)クリニックへ行きました。

私の母は医療従事者で私より先にワクチン接種を終えていましたが、二日間熱でダウンしていました。

私の彼も先に2回目を接種していましたが同じように熱でダウンしていました。

2回目は女医さんが打ってくれました。1回目同様の説明を受け打ち終わりました。

 

小さな攻防戦?

これはワクチンと全く関係ないのですが、ここで女医さんと少しバトルになりました(°▽°)

と言うのもワクチンパスポートに名前と住所生年月日を書いていなかったのです。

女医「あら、ここに名前と住所書かないとダメよ?」

私「今後引越しするかもしれないので、後で鉛筆で書いておきます」

女医「そんなのダメよ!鉛筆なんてすぐ消えちゃうじゃない!私がここで書いておくから待合室に座ってなさい!」

 

半ば追い出されるように診察室を後にしました。数分後にボールペンでしっかりドデカく私の住所を記載していただきました(^-^)

ドイツ人は面倒見が良いと聞いたことがありますが、あながち間違っていないようです。

 

2回目の接種後

その後すぐに大学へ行き4時間ほど練習していたところで急に眠気が襲ってきたのですぐに帰宅しました。

家に帰ってお昼ご飯を食べるとすぐに眠り、気がつけば夜になっていました。

結論から申し上げると、副反応は眠気以外一切ありませんでした!

熱も覚悟していたのですが、出ませんでした。思えば19歳の頃にインフルエンザになったっきり熱は出していないような気がします。

 

ワクチン接種後の生活

ドイツでは2回目の接種から2週間経った後、全ての施設でワクチンパスポートが有効になります。2回接種を終えて2週間以内はコロナの陰性証明書が必要な場面ではパスポートが機能してくれないので注意が必要です!

私の大学では建物に入る際にセキュリティーの人に48時間以内の陰性証明書を見せない限り大学に入ることができないので、早く2週間経ってほしいです。

 

ドイツの面白い体温計

このコロナの時期に応じてドイツで初めて体温計を購入いたしました!

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早速脇に挟んで測ってみたのですが、いくら測っても34,5°
Googleで調べたところ、体温が34度は山や海で遭難した際の生死の境だそうです。

ナニコレ(°▽°)

ちゃんと説明書を読んでみると

脇に挟んだ場合は誤差が0.5°〜2°あるそうです。意味ないですね・・・

口か肛門で測ることもできるらしく試しに口に入れてみると正確な体温が測れました。流石に肛門に入れる勇気はありません。

 

おわりに

ワクチンにビビっていた私ですが打ってよかったと思います。今年の夏は実家に帰るつもりでしたが、魔の14日間ルールというのが海外在住者には存在しています。

ワクチン打っていようが、無かろうが14日間は自宅、またはホテルで自主隔離をしなければいけません。さらに公共交通機関(飛行機、電車、バス、フェリー)は使用禁止。

公共交通機関を使わず家に帰れる本州の方々などは大丈夫だと思います。

ですが実家が北海道の私は飛行機を使わなければならず、強制的に自費でホテルに隔離になります。お金があり得ないほど掛かる上に、狭いところで2週間程いるのは流石に窮屈です。

ワクチンを打っていて検査をして陰性の人は公共交通機関使っても良いと言うルールにせめてならない以上、今後も地元へ帰ることはできないです( ;  ; )

私の祖父母はまだまだ元気ですが、生きているうちに沢山会って思い出を作りたいので残念でたまらないです。

 

本日も読んでくださり、ありがとうございました!

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